国情院協力者が自殺未遂…証拠偽造と供述後 韓国

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2014年03月08日 19:13

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140308/kor14030816580004-n1.htm

韓国での北朝鮮スパイ容疑事件の裁判に偽造された疑いのある中国の公文書が証拠として提出された問題で、文書入手に関わったとされる朝鮮族の男性(61)が8日までに、検察の聴取に「偽造した文書を情報機関の国家情報院に渡した。国情院も偽造を認識している」と供述した後、自殺を図った。男性は国情院の協力者で、一命を取り留めた。

スパイ事件の捏造を目的に証拠が偽造され、国情院が関与した疑いが強まったとして、検察は国情院職員数人の出国を禁じ、捜査を進めている。韓国メディアが報じた。

メディアや関係者によると、男性は5日に検察の聴取を受けた後、ホテルで首から血を流し倒れているのが見つかった。部屋の壁には血で「国情院」と書かれていたが、警察は現場を保存しなかった。(共同)

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